もう悩まない!逆境を力に戦い続ける2人の熱きブレイクダンスバトル
- 2018.03.15
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あいつを目の前にすると、うずうずしてくる!絶対に今回は負けねーし、てか二度も負けてたまるか!
そんな経験はないだろうか?そしてバトル後「また強くなって戦おう」ナルトで言うところの「サスケvsナルト」みたいなものだ。
今回は、ある二人のバトルを二つ紹介しよう。ただのバトルではない、スキルとしては同じ「ストロング系」を極めた世界で最も有名な二人の、最も噛み合うバトルだ。
二人とも足が地面に着くことがない。いったいその体どうなってんの?と心の中で言ってしまう程のレベルだ。
いっけん彼らのbboyライフは全く問題ないように見えるが大間違いだ。彼らの歴史も簡単にまとめたので、必ず最後までみて欲しい。
まずは9年前Ground controlまでさかのぼろう!9年前で既にTOPクラスだった二人のバチバチのバトルを見ていこう。
Michael Bufferの言葉をかりようLet’s Get Ready To Rumble(殴り合いの準備はできているか!)
ストロングと縦を極めた二人のバトルbboy physicx vs bboy junior ground control 2009
お互いのトレイラーもチェックしよう、あきれる程のレベルだが「極める」とはなにかを教えてくれる二人だ。physicxは韓国juniorはフランスだ!
9年前で既にこのレベルまで到達しているが、彼らは天井知らずだ。いや、トップを行く人間はだいたい「青天井」なのかもしれない!
そして8年後。
お互い倒してきたbboyの数、敗北の数、勝利の数、ありとあらゆる経験経て再びぶつかり合う時がきた。
BC One France Cypher bboy physicx vs junior 2017
オリジナルbboyを目指しているのであれば絶対に見て欲しいバトル。
bboy physicx
言わずと知れた縦系を極めた男。しかし、そのスタイルは単なる縦だけではなく、黒さがしっかりあり文化と融合された唯一無二のアートの完成系だ。
しかし、そんな彼も2009年に手首を負傷、医者には止められていたが、それでも3ヶ月間ドクターストップを押し切って続けた。
もはや床を振れるだけで激痛だったと彼は語る。2010年のEvorutionを期にbboyingから離れる事に、胃を悪くしたり軍隊訓練なども重なり2年以上ブレイクダンスから離れる事になった。
そんな彼が再び立ち上がりjuniorとのエキシビジョンバトルを実現させた。彼はブレイクダンスとは?という質問にこう答えている。
“I BELIEVE THERE IS AN ANSWER TO THIS DANCE OR THIS CULTURE. THE ANSWER IS YOU. DO WHATEVER YOU BELIEVE AND KEEP IT TRUE TO YOURSELF.”
この文化の正解はあなた自身だと確信しています!何があっても自分自身を信じ続けてください!
physicxは最高な言葉を私たちに残してくれた!
bboy junior
彼は1981年3月10日、もともとコンゴ民主共和国となっている国で産まれた。ポリオという感染症にかかり、治療のためフランスへ。右足のマヒが治らず義足になってしまう。しかしブレイクダンスに出会い、今では知らない人の方が少ないくらいTOPダンサーになった。
体のハンディーキャップがあったとしても、その事実をどのように捉え、行動するかによって人生が変わるという事を体現してくれた。
まとめ
彼らの熱き戦いはいかがだっただろうか?一見問題なく人生を過ごしているように見えて、彼らにも人生の大きなターニングポイントがあり、苦労の末あのダンスができあがっている。
あなたもブレない真をもった最高のダンサーになって欲しい。
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